こんにちは、資格マニアのパル子です。
このページでは、カズヒト記憶術のファーストステップとして、数と人を結びつける方法について解説します。
カズヒト記憶術に関する他の記事を見たい方はこちら
カズヒト記憶術とは何か~数字と人を結びつけるルール~
カズヒト記憶術とは、その名の通り、数(かず)と人(ひと)を利用した記憶術であり、数字を人物の名前などに置き換えるというシンプルなものです。
日本語には、ア行からワ行までの行がありますよね。
カズヒト記憶術では、あ行を「1」、か行とが行を「2」、さ行とざ行を「3」、というように順番に数字を当てはめていきます。
この法則に基づいて、人物などの名前を、数字に置き換えます。
例えば、「た、な、か」であれば、「た」→た行なので「4」、「な」→な行なので「5」、「か」、→か行なので「2」となります。よって、「たなか」は「452」という数字になります。
こんなことをしなくても3桁の数字一つくらいなら覚えられるかもしれません。
しかし、「824」、「347」、「331」というように、脈絡のない複数の数字を覚えてくださいというと難しくなるかと思います。
そのようなとき、カズヒト記憶術を使うと、ゆきち(一万円札の人の福沢諭吉)、さとみ、(女優の石原さとみさん)、さざえ、(アニメ「サザエさん」の主人公)の三人を覚えるだけで、先ほどの数字が覚えられます。
このように数字に置き換える人物やキャラクターのことを、カズヒト記憶術では「登場人物」と呼びます。
ここで、苗字は使わないのかと思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。
カズヒト記憶術では、3桁までしか使わないというルールがあるので、「ふくざわ」、「いしはら」などの4文字以上は使いません。
また、フグ田サザエのように、苗字も名前も3文字以下のときは、印象が強いほうを使います。
また、今回は登場人物として、誰もが知っている有名人やキャラクターの名前を使いましたが、あなたの友達や家族など身の回りの人の名前を当てはめてもらってもかまいませんし、名前さえあれば、ゲームのキャラクターでも、人ではない生き物でもなんでもかまいません。
カズヒト記憶術では11〜999までの数字を使いますが、その全ての数字に対応する登場人物の一覧表は「こちら」で公開しています。↓↓
数字と人を結びつける意味とは
ここまで聞いて、これが勉強の何の役に立つのだろうと思われたかもしれません。
たしかに、数と人を結びつけるだけでは、基本的にホテルのルームナンバーやスーパーの商品の値段を覚えるときなど生活の一部で役立つだけです。
勉強で使えるとしても、特定の値や歴史の年号を覚えるときくらいでしょう。
しかし、ある工夫を加えるだけで、カズヒト記憶術は、あなたが覚えたいことを覚える労力やストレスを大幅に軽減してくれます。
次のページでは、その工夫について触れながらカズヒト記憶術のセカンドステップについて解説していきます。