2級ボイラー技士試験 【2級ボイラー技士】第7回 水管ボイラーの特徴と種類について【独学合格】 水管ボイラーは、一般に、多数の水管で形成され、水管内で蒸発が行われるようにできたボイラーです。水管ボイラーの特徴は、およそ次のとおりです。 圧力、容量の制限が少ない:構造上、低圧小容量にも、高圧大容量用にも適しています。燃焼室の自由度が高い:燃焼室を自由な大きさに作れるので、燃焼状態がよく,様々な燃料や燃焼方式に適応できます。 2023.10.30 2級ボイラー技士試験
2級ボイラー技士試験 【2級ボイラー技士】第6回 丸ボイラーの特徴と種類について【独学合格】 丸ボイラーは径の大きい円柱(丸ボイラーではこれを「胴」といいます)の内部に燃焼室などを設けたボイラーです。 丸ボイラーは、次のような特徴をもっています。 ①シンプルな構造 丸ボイラーは、構造や取扱いが簡単で、安価で設置できるため、広く普及されています。 ②高圧、大容量には不向き 高圧にしたり容量を大きくしたりすることには向いていません。 2023.10.22 2級ボイラー技士試験
2級ボイラー技士試験 【2級ボイラー技士】第5回 伝熱作用とボイラーの容量、熱効率について【独学合格】 熱は温度の高い部分から低い部分に移動する。この現象を伝熱といい、伝熱作用は,熱伝導 、熱伝達、放射伝熱の三つに分けることができます。 熱伝導は、温度の一定でない物体の内部で,温度の高い部分から低い部分へ順次熱が伝わる現象をいいます。金属棒の一端を熱したとき,棒内を熱はもう一つの端へと伝わりますが、これは熱伝導によるものです。 伝導の良否を表すのに熱伝導率が用いられます。金属類の熱伝導率は大きく熱が通りやすく、れんが、保温材、水などは熱伝導率が小さく熱が通りにくくなっています。 2023.10.22 2級ボイラー技士試験
2級ボイラー技士試験 【2級ボイラー技士】第4回 蒸気の性質と水循環について【独学合格】 水を熱すると温度が上がり、沸騰が始まります。 水が沸騰する温度を、沸騰した時の圧力に対する飽和温度といいます。 一方で、そのときの圧力を、その温度に対する飽和圧力といいます。 飽和温度のときの水を飽和水、飽和温度のときの蒸気を飽和蒸気といいます。 標準大気圧のときの水の飽和温度は100℃で、圧力が高くなるに従って飽和温度は高くなります。 一方で、蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなります。 2023.10.22 2級ボイラー技士試験
2級ボイラー技士試験 【2級ボイラー技士】第3回 比熱と比エンタルピについて【独学合格】 熱いものと冷たいものを接触させると、熱いものは温度が下がり、冷たいものは温度が上がります。これは熱が熱いものから冷たいものに伝わるからですが、この熱の量を表すものを、熱量と言い、その単位をジュール[J]と言います。 2023.10.18 2級ボイラー技士試験
2級ボイラー技士試験 【2級ボイラー技士】第2回 温度、圧力、比体積について【独学合格】 ボイラーを使用する際は、温度管理が重要となってきます。日本で一般的に使われている温度の単位は[℃]ですが、これをセルシウス温度(摂氏温度)と呼びます。セルシウス温度は、水の凍る温度を0℃、水の沸騰する温度を100℃と定めて、この間を100等分したものを1℃としたものになります。 2023.10.17 2級ボイラー技士試験
2級ボイラー技士試験 【2級ボイラー技士】第1回 ボイラーの概要と構成について【独学合格】 まず初めに、ボイラーについて簡単に説明します。 簡単に言うとボイラーとは、水などの液体に熱を加え、温水や蒸気を作る機械です。温水や蒸気を作るという意味では「やかん」と同じようなものですが、ボイラーには作った温水や蒸気を別のところに送るという役割があります。 2023.10.13 2級ボイラー技士試験
2級ボイラー技士試験 【独学合格講座】分かりやすい2級ボイラー技士試験 こんにちは、労働安全衛生の専門家として働いているパル子です。こちらでは、2級ボイラー技士試験について分かりやすく解説します。 2023.09.25 2級ボイラー技士試験