2級ボイラー技士試験

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【2級ボイラー技士】第17回 温水ボイラー及び暖房用ボイラーの附属品について【独学合格】

水高計とは、温水ボイラーの圧力を測る計器であり、蒸気ボイラーの圧力計に相当するものです。 その構造及び作用は蒸気ボイラー用の圧力計と同様です。 温度計は、ボイラーの水の温度を測るもので、一般には水高計と組み合わせた温度水高計が用いられます。 温度計はボイラー水の最高温度となる所で、見やすい位置に取り付けます。
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【2級ボイラー技士】第16回 吹き出し装置ついて【独学合格】

吹出し装置とは、ボイラー水の濃度を下げ、沈殿物を排出するための装置です。 ボイラーの給水に含まれた不純物は、スラッジと呼ばれ、ボイラー内で水の蒸発とともに次第に濃縮し、沈殿物となり、ボイラーの効率を下げたり詰まりの原因になったりします。
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【2級ボイラー技士】第15回 給水系統装置(給水ポンプ、給水弁等)について【独学合格】

給水系統装置とは、ボイラー本体に水を送る部分に設置された装置のことをいいます。 ボイラーに給水するポンプは、主に遠心ポンプが使用されますが、小容量のものには渦流ポンプが使われることがあります。 遠心ポンプは、羽根車の回転による遠心力を使用するポンプであり、案内ばねを有しない渦巻ポンプと、案内ばねを有するディフューザポンプに分類されます。
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【2級ボイラー技士】第14回 送気系統装置(主蒸気管・弁、気水分離器、蒸気トラップ等)ついて【独学合格】

送気系統装置とは、ボイラーで発生した蒸気を、次の工程に送る過程にある装置の総称です。 主蒸気管(メインスチームパイプ) 主蒸気管は、ボイラーで発生した蒸気を使用先へ送るものです。 長い主蒸気管に対しては、温度の変化による伸縮を自由にするため、適切な箇所に、伸縮継手を設けます。
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【2級ボイラー技士】第13回 安全弁について【独学合格】

安全弁は、ボイラー内部の圧力が異常に上がり、ボイラーが破裂することを防止するため、内部の蒸気を外に逃す装置です。安全弁を取り付ける時は、安全弁の入り口の径を、取付管台の内径の、同径以上としなければなりません。安全弁には、弁体と、弁座という部分があり、通常時は、ばねの力で押し下げられ、弁体は、弁座に密着しています。したがって、ボイラーの蒸気は、安全弁の入り口である、のど部という場所に溜まります
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【2級ボイラー技士】第12回 その他の測定装置(圧力計、流量計、通風計等)ついて【独学合格】

圧力計とは、ボイラー内部の圧力を正確に知るための測定装置です。 一般には、ブルドン管式の圧力計が使用され、胴や蒸気ドラムの一番高い位置に取り付けるのが原則です。 圧力計をボイラーに直接取り付けると、蒸気が中に入り誤差を生じるおそれがあります。そこで、水の入ったサイホン管などをボイラーと圧力計との間に取り付け、ブルドン管に蒸気が直接入らないようにします。
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【2級ボイラー技士】第11回 水面測定装置について【独学合格】

水面測定装置とは、ボイラーの水が安全水位となっているかを確認するための装置です。水面測定装置として主に使用されるのがガラス水面計です。 ガラス水面計を取り付ける時は、最低必要な水面であるボイラーの安全低水面と同じ高さになるように、可視部、つまりガラスの一番下を取り付けなければなりません。
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【2級ボイラー技士】第10回 ステーとマンホール等について【独学合格】

まずは、ステーについて説明します、 平鏡板などの平板部は、強度が小さく変形しやすいので、他の部材によって補強する必要があります。この補強に用いられる部材をステーといいます。 ステーは、使用する箇所に応じていろいろなものが用いられており、主に管ステー、棒ステー、ガセットステーが使われています。
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【2級ボイラー技士】第9回 胴、ドラムと鏡板、管板について【独学合格】

鋼製ボイラーにおいて、ボイラーの主要部分を成す円筒形になっているものを、丸ボイラーの場合には胴と言い、水管ボイラーの場合にはドラムといいます。 ドラムには、蒸気ドラムと水ドラムがあり、二つのドラムは水管によりつながっています。 胴やドラムが、円筒形となっている理由は、同じ厚さの同じ材料で作った場合、他の形状よりも大きな強度を得ることができるからです。
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【2級ボイラー技士】第8回 鋳鉄製ボイラーの特徴と構造について【独学合格】

鋳鉄製ボイラーは、主に暖房用の低圧蒸気や温水ボイラーとして使用されています。鋳鉄とは、炭素を多く含む鉄のことをいいます。 鋳鉄は、腐食に強いという性質がありますが、一方で圧力に弱く、熱膨張により割れやすいという性質があります。 そのため、鋳鉄製ボイラの最高使用圧力は、蒸気の場合で0.1MPa以下、温水の場合で0.5MPa以下で、温度も120℃以下に限られます。
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